今年もお世話になりました。
2020/01/01
こんばんは。筑紫野市、小郡市のパソコン教室、パソコンスクール庚壬塾の金丸です。
今年もあと3時間ほどで暮れようとしています。
今年は平成から令和へと元号が変わり時代が新しくなって初めての年の瀬。
昭和から平成に変わった31年前、私の人生でも少しだけ節目を迎えていました。
大学を出て最初に就職した職場から試験を受けなおして転職した年です。
その年は昭和64年になって1週間ほどで平成になりました。
新しい職場は同じ業種ではあったものの、それまでとは環境も大きく変わり、何もかもが一から勉強、という気持ちで迎えた1年目の年でした。
3月末にとある施設内で3日ほどの研修を終えて、4月1日に外の世界に出てきてレストランに入ったらいきなり消費税を請求されたりと、ちょっとしたカルチャーショックを受けながら、新しい時代になったんだなぁ、としみじみ感じたのを思い出します。
令和元年の今年、また私の人生でも大きなできごとがありました。
1つは、人生初の、「坐骨神経痛」になってしまい、歩けなくて仕事を2週間ほどお休みさせていただいたこと。
自分のこれまでの人生でもこんなに長くベッドの上にいて、仕事を休んだ、という経験がなかったのでとても心細くて、このまま歩けないままになるんじゃないか、と不安な時間を過ごしました。
でも、その間もフォローしてくれたスタッフがいてくれたおかげで、教室は滞りなく営業できました。また、心配してくださったお客様からもいろいろ、いい病院や、整体の先生をご紹介いただいたり、LINEやFacebookでも励ましていただいたり、ほんとに心強くて、こんなに皆さんとのご縁があったことを感謝したことはありませんでした。
自分は一人ではなにもできなくて、こんな風に多くの人の力を頼りにして生きているんだなぁ、と改めて自分を支えてくれるまわりの人への感謝の気持ちが強くなりました。
実際、お客様のご紹介の先生のもとで、私は無事に完治することができました。
もう一つの一大事件は、「初めての海外旅行」です。
海外なんて行かなくても別に・・・と実はずっと思っていたのです。パスポートも持っていませんでしたし。お客様の海外旅行のお話を聞いているだけで十分で、それほど行ってみたい、と切望したこともなかったのですが・・・(笑)
昨年の日帰りバスツアーの最後に、「来年は海外にでも」と勢いで口走ってしまい、その勢いのままに、とうとう海外旅行にみんなで、という流れになってしまいました。
どこへ行こうか、と迷って、海外旅行の経験豊富なお客様に相談したところ、「せっかく行くなら、先生の一番行ってみたい場所にした方がいいですよ」とアドバイスされ、自分の心に問いかけてみたところ、「イタリア」か「フランス」の2択。気候とか、料金とかいろいろ考えて最終的に「フランス」が目的地になりました。
教室の皆さんと一緒にというには、ちょっと遠すぎるかもしれない、と思いつつも、参加者が一人でもいい、と思って募集したところ、6名の方がすぐに手を挙げてくださいました。コーディーネーターさんを入れて8名までという定員があったので、すぐ満席ということになってしまいました。
計画が決まったのは昨年の末。それから10か月後の出発まで、まだまだ先のことだ、と思っていたのが、今はもう、通り過ぎた思い出になってしまいました。
自分が足を踏み入れることもないと思っていた場所に立ち、写真でしかみるようなことはないと思っていた景色を見、触れ合うことがないと思っていた異国の人と触れ合うことができました。
この経験で自分の何かが変わったか、といえばそんなことを如実に感じているわけではないのですが、一つ、確かに実感したことがあります。
目的地を決めて、期日を決めたら、そこまでに、必要な準備を少しずつしていけば計画は達成できるということ。
簡単なことだったんだけど、なぜそれを今までしてみようとしなかったのかなぁと思いました。
海外旅行に限らず、「目的地を決めて、期日を決める。あとは準備を計画的にしていく」たったこれだけ。
それだけで、「とうてい行けそうもない」と思っていた場所に、実際に立つことができるし、一度そこへ立ったあとは、すでにそれは「楽しい思い出」。また次の思い出をつくるために歩き出せます。
旅の計画も、人生の計画もたぶん同じですね。
「いつか行きたいなぁ」を「〇月〇日、××へ行く」と決めるだけで、計画は動き出すし、旅の仲間も集まって実行への速度はよりはやくなります。
新しい年、いつ、どこへ、どんな仲間と旅をしようか、自分の人生も、いつまでに、何を達成しようか、どんな仲間とともにそこへ向かうか、そういう計画をこれから立ててみようと思っています。
来年も、皆さんと一緒に、パソコンを楽しみ、スマホを楽しみ、ITのある生活を楽しみたいと思います。
皆さんに楽しんでいただくためのアイディアを一つひとつ実現していきたいと思います。
1年間、大変お世話になりました。ありがとうございました。
どうぞ良い年をお迎えください。