開校15周年
今日、4月9日は、パソコンスクール庚壬塾の15周年記念日でした。
15年前、3台のパソコンから始まった教室ですが、多くの方々との出会いに支えられて、今日の日が迎えられました。
チラシにも書きましたが、私の教室づくりの原点は、いつも「自分の家族が通ってくれるとしたら、どんな教室だったら楽しんでくれるだろう」という思いです。
離島に一人暮らしをしていた母や、体にハンディキャップを持つ姉の姿をみて、同じような立場や境遇の方がたに、パソコンの楽しさを伝えて、もっと世界を広げてほしい、と願って教室を開きました。
天然木のテーブルに置いたパソコン、お茶の時間にはコーヒーを飲みながらおしゃべりでほっと一息、開校時からこのスタイルはずっと同じです。
教室として特別なことを授業しているわけではありません。本当にパソコン教室らしいことを、パソコン教室らしく、みなさんにレッスンしている教室です。
たとえば、「タッチタイピング」の重要性を熱弁していたり、エクセルの面白さを理解してもらおうと、「エクセルさんってね・・・」と擬人化してその仕事ぶりを説明していたり。
私は、毎日大好きな仕事を、大好きな場所で、大好きなお客様と一緒に楽しんでいる間に15年が経ちました。
途中、いろいろ悩んだりすることもありましたが、とっても幸せな15年間でした。
今日のお茶の時間に、最近入校された方に言われたのですが、「もう何年も前から、この教室のチラシをみて、ずっと来よう、来よう、って思ってたんです。先生の写真をチラシや広告でよく見かけていたので、ここに来た時もなんだか初めて会った気がしませんでしたよ」と言って笑われました。
何年も同じ写真を使っているので、実際にお会いすると「なんだ、写真より老けてるやん」ときっと思われただろうと思いますが(笑)やっと出会えてうれしいです。
15年といえば、子供だったら義務教育が終わるころ。少し大人になって自立への道を歩き出すころですね。
さて、次の5年、10年に向けて、どんな道を歩いていこうか、考えています。
これからもみなさんにわくわくをお伝えするために、教室はどんなふうに変わるべきか、また、どこを守っていくか、スタッフと一緒に、また楽しみながら歩いていきたいと思います。
どうぞこれからもパソコンスクール庚壬塾をよろしくお願いいたします。