母校
最近、Facebookという、ソーシャルネットワーキングサービスに登録しました。まったく、積極的に使っているわけではなく、話のタネにしかならない状況ですが、これはまた少しずつ活用していきたいと思っています。
実は似たようなサービスに以前から「ゆびとま」というのがあって、出身の小学校や中学校で、友達や知り合いが検索できるようになっています。一時サービスが停止されていたのですが最近、また再開されたようです。
私の出身中学で検索したら、なんと私を入れて2名しか、登録者がいないことがわかりました。
日本全国たった2人かぁ・・・。まあ、思いっきり僻地の小さな学校ですから、卒業生自体が少ないので仕方ないといえば仕方ないですね。
ところで、この連休を利用して、故郷へ帰ってきました。
美しい海に囲まれた小さな島です。
戻ってみたら、なんと、統廃合で、母校の中学校はなくなっていました(泣)
あの小さな島に10校も中学校がある、と紹介すると誰でもびっくりされていましたが、この春からは4校になったのだとか。
私が在校していたころも、3学年で4クラスしかないような小さな、小さな学校でした。島の中でもとりわけ、「いなかもん」の代名詞のように言われていた地域の学校ですが、幼稚園からずっと同じ仲間で中学まで一緒に進学して、それはもう、居心地のよい子供時代だったと思います。
中学の卒業式の前日に、校長室で、私がおそるおそる差し出したサイン帳に、校長先生は、サインペンで、こんなことを書いてくださいました。
「まじめに生きれば、必ずいつかよいことがあります」
何をやっても不器用でどんくさかった私のことを、校長先生はごらんになっていたのでしょうか。
その後、やっぱりいくつになっても不器用で、どんくさいままの私ですが、そのときにいただいた言葉を時々思い出しては、「まじめに生きれば、きっと、いつか」とどれだけ支えになったことでしょうか。
もう、懐かしい母校はなくなってしまいましたが、地域の方々と、先生方の愛情で、大事に育てていただいたおかげで今の自分があることをしみじみと実感します。
母校の卒業生はもう、増えることはありませんが、今後、ゆびとまの登録者はもう少しは増えるかもしれませんね。
この春から新しい中学校に通い始めた、「いなかもん」の後輩たちは、果たして、よその小学校からきた新しい友達とうまくやっていけているでしょうか。余計なお世話かもしれませんが、他人事ながら少々心配です。