ご縁を大切に・・・
今年も、あと少しになりました。早いものですね。（と、毎年言っていますが）
ところで、教室では年賀状講座を開催しました。それぞれ、個性あふれる年賀状ができあがりました。今年初めてパソコンで作られた方も、何種類も作られてオリジナルの作品づくりを楽しんでおられました。
メールがこれほど一般的になっても、やっぱり年賀状ははがきで出す、という方が九五．七パーセントもいらっしゃるそうです。
確かに、郵便屋さんの来ないお正月はなんだか物足りない気がしますね。
小さい頃、田舎で、お正月番組を見ているときに、郵便屋さんのバイクの音がして、走って表に出て年賀状の束を受け取ったことを懐かしく思い出します。仕分けするのは私の役目でした。宛名を見ながら、お父さん、お母さん、と年賀状を分けていて、やっぱり父あての年賀状の山が圧倒的に高くて、母はその半分くらい、末っ子の自分の分はほんの数枚。こんなところにも、父の存在感というか、「お父さんって偉いんだな」などと子ども心にも思った記憶があります。「いつか、お父さんみたいにたくさん年賀状が届くようになりたいな」と思ったものです。
年賀状の枚数が多いのは、その人が多くの人と関わって生きている、ということの証ともいえるかもしれません。
―父のようにたくさんの人と関わりながら生きていきたいー
多くのお客様と出会える現在の仕事に就いた今は、まさにその希望がかなったともいえます。
今年も多くのお客様との出会いがありました。パソコンを習われる動機も目的もそれぞれ違いますが、ご縁があって同じ場所と時間を共有している、ということの不思議さを思い、このような出会いに恵まれていることの幸せを実感します。
来年も、ご縁を大切にしながらがんばっていこうと思います。
どうぞよいお年をお迎えください。
また、来年、お会いしましょう。